韓国の即席麺(カップラーメン、袋麺)

辛ラーメンが有名

インスタント麺

種類

1963年に日本の明星食品が三養食品へ技術支援を行い、即席麺の生産が開始されました。その後、農心の辛ラーメンが大ヒット商品となり、各社とも積極的に輸出を行っています。

麺は丸断面で太く重量感があり、ジャガイモのでんぷんを混ぜているので、もちもちした粘り感があります。スープは唐辛子の刺激が強烈で、うまみは上品とはいえませんが、雑多で複雑な味です。辛いものが多いですが、中には牛のテールスープを使ったやさしい味のものもあります。

メジャーブランド

韓国でのメジャーブランドは、

です。なお、北朝鮮でも2000年ごろから即席麺の生産が行われているそうです。

農心は、辛ラーメンの世界的ヒットで躍進し、多くの国で販売されるようになっています。アジア各国や北米でもメジャーで、アメリカや中国での現地生産も行っています。辛ラーメンは、辛さの違いはありますが基本的に現地生産されているものも含め、地域による味の差が少ない製品です。ちなみに、日本のチキンラーメンや出前一丁なども世界中で販売されていますが、味は地域によってかなり異なります。

Paldoブランドの韓国ヤクルトは、日本のヤクルトの関連会社で、ビビン麺がブランドの顔になっていましたが、2011年に青唐辛子を使った赤くないスープのココ麺が大ヒットして勢いのある会社です。

三養食品は、韓国即席麺の老舗で、オレンジ色のパッケージの三養ラーメンが代表的です。

オットギも近年白いスープのキス麺をヒットさせました。


韓国の即席麺カタログ

辛ラーメン

日本でもおなじみのラーメン

キムチ辛ラーメン

すっきりした辛さを極めた製品

ユッケジャンラーメン

辛ラーメンと比べてあっさりしたラーメン

ノグリラーメン

ダシ用の昆布が面白い、辛ラーメンとは違う個性のあるラーメン

Paldo ココ麺

さっぱり系ラーメン

ビビン麺

連食はちょっとつらい

御膳火麺 Hwa Ramyun Hot & Spicy

かやくは量が少ないが多彩

三養ラーメン 元祖 since 1963

韓国製品らしく、しいたけ、白菜入り

ジャジャロニ

農心の製品のほうが上かも

手作りカルグクス

日本人には辛すぎる味

キス麺

韓国らしい熱い辛さではなく、クールな刺激

熱ラーメン Yeul Ramen (Hot Taste)

農心の辛ラーメンと比べると、あっさりした味

北京チャジャン麺

麺とソースのバランスが良く、落ち着いた味