中国の即席麺(カップラーメン、袋麺)

嗜好、流通事情、会社ごとの技術力の違いなどから、各地で味の差が激しい即席麺

インスタント麺

種類

中国の即席麺は、国土があまりに広く、地域によって嗜好の違いや流通の制約のため、各地で販売される製品が大きく異なること、会社によって技術力がピンキリであることなどから、味の差が激しいことで知られています。メジャー製品は総じて味が濃く、塩分も辛さも旨みもやや過剰。一方地方都市のローカルメーカーの製品では、旨みが全く無く、塩水みたいなスープまであります。正直、あまりに無名なメーカーの製品に手を出すのはお勧めしません。

味のバリエーションは豊富ですが、中でも一般的なものは「紅焼牛肉面(麺)」と呼ばれているものです。珍しいものでは、羊肉味などもあります。

メジャーブランド

中国でのメジャーブランドは、

で、シェアの半数近くを康師傅が占めており、ダントツのNo.1です。

販売場所

中国国内では、スーパーや百貨店で大きな売り場面積を占めています。日本国内なら、中華街や新大久保で見かけます。


中国の即席麺カタログ

康師傅 東北炖 東北乱炖面

まさにチンジャオロースの味と香り!

福満多 紅焼牛肉面

やや物足りなさがあるものの、コスパは抜群!

統一100 紅椒牛肉面 Unif-100 Artificial Spicy Beef Flavour

ひと手間かけて麺を茹でるとGood!

今麦郎弾面 紅焼牛肉面

紅焼牛肉面なら、福満多のものよりもこちらのほうが格上。

白家陳記 味酸辣粉 Original Hot & Sour Flavor

黒酢の酸味が奥深いが、非常に辛い。

始祖 鶏湯拉麺 チキンラーメン

外観は日本製と同じだが中身は全く別物。

五谷道場 秘制牛肉面

具の野菜は種類も量も多く、このメーカーでは比較的良い即席麺。